2012年11月30日金曜日

本を読んで、ちょっと考えてみた

ゲームにすればうまくいく―<ゲーミフィケーション>9つのフレームワーク

という本を読んでいるのだが、この本の手法を使って、僕が持っている資格であるITコーディネータを増やすにはどうしたら良いのかちょっと考えてみた。

 本の中では、
  1. おもてなし
  2. 可視化
  3. 目標
  4. オンボーディング
  5. 世界観
  6. ソーシャル
  7. チューニング
  8. 上級者向け
  9. ゴール
という9つのフレームが紹介されている。こいつを考えてみるとどうなんだろう?

 1.おもてなしは、マインドの問題なのでちょっと置いておいて、
 2., 3.の可視化、目標というのが、きちんと提示されているか?
 まず、ITCになるにはどうしたら良いか?ITCになったときのメリットにどういうものがあるのかということが、きちんと伝わっているのか?
 4.のオンボーディングというのは、簡単に言えば、ゲームに入って行くための道筋やチュートリアルのようなもので、参加のための障壁を下げるための仕組みなのだが、これもどうなのだろう?
 参加後の世界観やソーシャルというのは、割とできているような気もするが、それにしても本当に充分かと言われれば、それも疑問。資格保有者の中の一部ではできているという感じか?

 うーん。もうちょっとしっかり考えて、整理してみよう。

 ITコーディネータ協会に期待することはたくさんあるのだが、それよりも先に、うちの組織の方で、これを使った戦略を考えてみた方が良いか?
 お上に頼るのではなく、地方発信でやってみよう。

2012年11月25日日曜日

読んでみたい本募集

VL読書会で、読んでみたい本を募集します。
コメント欄に書き込んでください。

仕事は"6勝4敗"でいい

 11/25 10:00から実施されたVL読書会の課題図書は、ライフネット生命保険株式会社の社長である出口治明氏の
でした。

 まだまだ、進め方に慣れていないところもあるのですが、それでも面白く話をすることができました。

 この本は、会社員として、どのようなことを考えながら仕事を進めて行ったら良いのかという指南書のようなものになっているのですが、今の自分の立場(コンサルタント)から考えても、たくさん、ヒントになることが書かれています。

 叩き台としてのPreziメモには、色々と気になった点についてメモをしているのですが、特に印象に残っている部分について、ここで改めて書くと

・上司の支持を3つのポイントで検証する…p.63
 (1) 整合性が取れているか?
 (2) 実行可能かどうか?
 (3) トレードオフに反していないか?

 どれも当然のことのように思えるますが、(1)については、我々、ITコーディネータが使っているプロセスガイドライン(PGL)の中でも、よく言われていることです。
 経営戦略とIT化戦略の間に整合性がなければならないし、同じように普段の仕事についても、より大きな計画やビジョンなどに則した行動であるべきで、上位の計画や事業などに相反するような仕事をしてもうまくいくわけがない。
 (3)のトレードオフについては、ちょっと思うところがあって、一般的に何かを行う時に、トレードオフを取らなければならない場面というのはよくあることなのですが、一方で、トレードオフを取らずに、矛盾する条件を両方クリアしたいという要望も当然、出てきます。
 自分が今年、出版したTRIZなどでは、そのような矛盾点をどのように解決していくべきかということについても書いてあるので、その点についても、今後、更に考えて行こうと思います。

・数字、ファクト、ロジックで勝負する…p.136

 これは、出口社長がさまざまなところで言っている言葉ですが、人を説得するときにもこれが必要だということを言っています。
 一方で、「『共感』が数字、ファクト、ロジックを後押しする」ということも書いてあって、単に理詰めで、相手を説得するのではなく、相手に受け入れる準備も必要なのかなということを考えさせられた。ITコーディネータも、コミュニケーション能力が重視されているが、そこにもつながることなのだろうと思います。
 理想を一方的に押し付けるのではなく、相手の受入状況が現在、どのようになっているかは常に気にしておくべきでしょう。

 今回、参加者の一人から教えてもらったのですが、斉藤徹という方の書いた「BE ソーシャル! ―社員と顧客に愛される5つのシフト」という本の中でも、ライフネット生命のことが紹介されていて、そこには、「現代社会の透明性は、ひとりがふたつのアイデンティティーを持つ事を許さない」ということが書かれているらしい。
 今度、参考に読んでみようと思っています。

 今回は、課題図書を決めて、その全般について話をしてみましたが、なかなかまとまりにくいということもあるので、今後、いろいろとやり方を試行錯誤しながら進めていこうと思います。

・本の一部について、議論を深くしていく
・課題図書を決めずに、おすすめの本について紹介してもらう

などなど。色々やってみたい。

 それと、参加の仕方についてだが、自分はVoiceLink™のルームオーナーもやっているので、VoiceLink側の画面を開いておく必要もあり、2つのディスプレイを使って、VoiceLink™とPreziを別々の画面で見ているのですが、参加者は、VoiceLinkは音声に特化してしまって、画面上で見るのは、Prezi側に専念したほうがやりやすいかもしれません。これについても参加者からの意見を募集したいと思います。

今回は、新しい書き込みはあまりありませんでしたが、Preziの画面を貼っておきます。

2012年11月21日水曜日

Preziミーティングを使ったときの注意

 Preziミーティングを使って、参加者が共同でメモを作って行くことを考えています。

 編集するPreziファイルのURLを受け取り、いざ編集しようとするときに、下の画面のように、画面上部に編集メニューが出ていれば、そのまま編集できるのでOKです。


 上部のメニューが出ていない場合は、プレゼンテーションモードになっているので、画面上でマウスを右クリックし、メニューの中から、"End Presentation"を選びます。


それによって、編集モードになるので、好きなようにメモ書きして下さい。

他の人が書いたメモを消さないように注意!


2012年11月20日火曜日

VoiceLink読書会企画

VoiceLinkを使った読書会を企画しています。
単に感想を話し合うだけではもったいないので、Preziというプレゼンツールを使って、皆で感想を好き勝手に書いていく予定です。

最初の課題図書は、ライフネット生命保険社長の出口治明氏が書いた

仕事は“6勝4敗"でいい 「最強の会社員」の行動原則50

です。

2012.11.25 10:00から実施します。

VoiceLinkとPreziのアカウントが必要ですが、聞いているだけなら、どちらも不要です。
VoiceLinkのルームはこちら
 ↓
ITC読書部屋 Season2
https://www.vlvlv.jp/#!/room4339

叩き台としているPreziメモはこちらです。